Gakkenほいくえん 吹田SST(大阪府吹田市)では、お世話になっている農家さんから「今年初めてとうもろこしを栽培したから収穫においで!」とお誘いをいただきました。
農家さんが「今回は、初めて栽培したのでそこまで実もなっていないからポップコーンにすればいい」とアドバイスをもらい、さっそく、みんなでとうもろこし畑に行きました!
「うゎーとうもろこしやん」「こんなんなんやなー」といいながら、お店に売っているとうもろこししか見たことがない子どもたち。
はじめは収穫するよりも、とうもろこしを色んな角度から観察をしていました。
いざ、とうもろこしをもぎとってみると・・・
「かんたんにとれたわ!」「そやなー、はっぱいっぱいやな」とそれぞれ感想を農家さんに話していました!
農家さんに教えてもらったとおり、あまり実がなっていなかったので「子どもたちにどのようにして食育として行ったらいいだろう・・・・」と栄養士さんは考えました。
もちろんポップコーンも作りますが、ひげや皮の部分を余すことなく使いたい!という思いから『コーン茶』を作ることにしました!!
子どもたちにも手伝ってもらい、「実」「ひげ」「皮」に分けました。
今までいろんな野菜に触れる機会がありましたが、今回はいつも以上にとうもろこしの実を一粒ずつとっては「とれたー」といっていました。
ですが、途中から無言で粒をとるほど夢中な様子でした( ゚Д゚)!
そして、待ちに待ったこの日がやってきました!ポップコーン作り✨
実は・・・栄養士さんが事前に収穫してきたとうもろこしを使ってポップコーンを作ってみたら、残念なことに作れないことが分かりました。
楽しみにしている子どもたちにどう説明しようか考えました。
そこで、子どもたちにポップコーンが「できるとうもろこし」と「できないとうもろこし」があることを実際に見てもらい体験してもらうことにしました。
それを見た子どもたちは・・・
「ぽんぽん、いわないな・・・なんでやろ」とできない種類のことを学びました。
逆にできる品種である『爆裂種』が登場すると、みんなの表情が一変!
数秒で、とうもろこしが破裂し、ポップコーンが完成!!
※ポップコーン作りでは、火の元に十分注意しながら行っています。
「実」「ひげ」「皮」に分け天日干しをし、お茶を作るまでには手間暇がかかりました。
みんなで完成したコーン茶を飲んでみると・・・
「これ、おいしいな!」「おかわり!」と一瞬で飲み干され大反響!!
幼児クラスの子どもたちは、「あ、とうもろこしのにおいするなー」と匂いをかいだり、色を見たりしていました。
職員も年齢差でこれだけ反応が違うのかと、見ていて面白かったです☺
各クラスでポップコーン作りに参加しましたが、どのクラスの子どもたちもホットプレートにくぎづけになっていました。
とうもろこしがポップコーンになると、「わお!」「わー!」といった声が上がっていました。
できたてほやほやのポップコーンをみんなで食べました!最高においしかったです😋
Gakkenほいくえん 吹田SSTでは、成功体験だけでなく、うまくいかない経験も大切にし、そこからどうしたらうまくいくのか考える過程も大切にしています。
これからも、『あそびが学びに、学びがあそびに』なった瞬間。
子どもたちの目が輝く瞬間をこれからも大切にしていきたいと思います。